きみの、
誰かと出会って、誰かの人生の一部になれて、誰かの頑張る理由になれて、誰かの生きる理由になれて、きっとこれ以上の幸せなんてないし、この世界でわたしは生きていてよかったと思う。
何もなかったわたしが、誰かの支えになれてるんだって思うと恥ずかしいやらなんやら。
ファンの方は無条件に愛を与えてくださって、わたしはそんなファンの方になにを返せるのでしょう。
アイドルとしても返したいし、わたし自身としても返したい。
少しでも喜んでもらいたいし、でも空回ってしまうこともあったり。
ファンの方は未来になって過去を思い出した時自分を覚えていてもらえるようにみたいなことを言うけれど、みんなはわたしを侮っているね。
わたしは、勉強の暗記はできないけど人間のことは基本覚えてられるんだ。
もしかしたら話した内容はいつかおばあさんになったら忘れちゃうかもしれない。
でも、みんなの顔も声も絶対おばあさんになっても頭の中に入ってるんだよ、しっかりと。
今が未来になった時、わたしが過去を思い出した時、必ずみんなの顔が出てくると思うよ。
前に「俺のことは忘れてみなみはみなみのファンの人たちを大切にしてね」って言ってお別れしたファンの方がいるけれど、
そんなこと言われてわたしは絶対忘れてやらないと強く誓いました。
みんながいくら忘れてほしくてもわたしは忘れないし、土下座されても忘れないよ。
人生が終わった時頭の中で今のところエンドロールを流す予定なんだけど、エンドロールの上の方にみんなの名前書くんだ。
みんなはどうかな。エンドロールのどのくらい上にわたしの名前ありそうなんだろう?
なるべく上にいたいなあ。
いつかこの時が思い出になってもお互い忘れられないぐらい濃い時間をこれから始めようね。
それでは、いつか書く日までまたね、